
次の会議までに読んでおくように! ~モダンミーティング7つの原則
著者:アル・ピタンパリ
発刊:2013-02-16
カテゴリスキルアップ
対象読者管理職
章の構成
- 日本の読者の皆さんへ
- PART1 お仕事は何ですか?
- PART2 モダンミーティングのための7つの原則
- PART3 意思決定こそ、すべて
- PART4 モダンミーティングの原則(まとめ)
- PART5 モダンミーティングに関するよくある質問30
- Special Interview グローバルで勝ち抜くための会議術とは?
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書評
会議の質をあげて企業の生産性を上げるにはどうすればいいのか
筆者はニューヨーク在住のアル・ピタンパリ氏。会議の変革を通じて企業を支援することを主眼とするコンサルタントである。
日本の生産性の低さは、無駄な会議が多いのが原因である、ということはよく言われているが、アメリカでも多くの会社は無駄な会議ばかりで、それに辟易としているサラリーマンは多いようだ。
本書「次の会議までに読んでおくように! ~モダンミーティング7つの原則」は会議の質・生産性を上げるにはどうすればよいかについて解説している書籍である。
筆者はこの質の高い会議のことを「モダンミーティング」と呼ぶ。
簡単に筆者の定義するモダンミーティングのルールを紹介しておくと、大きく分けて7つのルールに分類される。
1:自分の意思は最初に決めておくこと。それを後押しするのがモダンミーティングである。
2:時間を制限する
3:参加者を制限する
4:目的を明確に定め事前準備を怠らない
5:細かな議事録はいらない。意思決定の内容とアクションプランだけ
6:会議で情報シェアはしない。事前に資料を読んでくる
7:ブレインストーミングを併用する
といった内容である。
日本の書籍でも、会議ファシリテートについての書籍は多くあるが、大きくは同じ内容のようだ。
なので、すでに会議ファシリテートについて勉強されたビジネスマンからすると、新しい発見は少ないように思う。これから会議ファシリテートについて学んでいきたい、という人にはお勧めできるのではないかと思われる。
前半はモダンミーティングについての解説があり、後半はモダンミーティングについてのFAQという形で、よりモダンミーティングについての理解を深めていく形で話は進められていく。
内容については平易でわかりやすく、スイスイと読み進められる。具体的な内容も多いので、すぐにでも取り入れられることも多い。会議ファシリテートについて悩んでいる人はぜひ試してみてほしい。
個人的には「会議はフットボール中継のCMではなく、自動車レースのピットのようなものでなければならない」という筆者の例えが非常にわかりやすく刺さった内容であった。