読書コラムColumn

読書だけじゃない!東京都内のおしゃれで素敵な図書館厳選10選

Date2019-08-03

読書好きな方からすると図書館は集中して読書ができる環境なので、とても心安らぐ空間ですよね。ただ最近では、単に本を読む場所としてだけでなく、図書館の常識を覆すような、デザインもおしゃれで、カフェなども併設された素敵な図書館も話題になっています。そこで今回は東京都内の素敵な図書館を厳選して10点紹介させていただきます。気になる図書館があればぜひ足を運んでみてください。

お酒の飲める図書館「森の図書室」(渋谷区)

出典:http://morinotosyoshitsu.com/system/

2014年にオープンした東京都渋谷区にある図書館。この図書館の大きな特徴は「お酒が飲める図書館」であるということ。開館時間も平日は24時まで、金土・祝日前日は26時まで営業しており、夜にゆったりとお酒を飲みながら読書をすることができます。また飲み物だけでなくフードメニューも充実しており、中でも「東京ポトフ」など本に出てくるメニューが実際に食べれるというのも読書好きにはたまらないこだわりです。定期的にイベントも開催されており、飽きない工夫がなされています。
いい意味で図書館らしくなく、気軽に立ち寄ってしまいたくなる空間になっています。
wi-fi・電源も無料で利用可能です。

住所 東京都渋谷区円山町5-3 萩原ビル3F グーグルマップで見る
電話 03-6455-0629
開館時間 12:00〜17:00、18:00〜24:00、土日:12:00〜24:00
休業日 不定休
wi-fi あり
電源 あり

赤レンガが特徴的「北区立中央図書館」(北区)

出典:https://www.axscom.co.jp/project/historical/no02844/

赤レンガが特徴的な外観が非常におしゃれな図書館です。もともとレンガ倉庫として使われていた建物を活用した図書館で、その時のレンガの壁などを残すことで非常に趣のある空間を生み出しています。打ち放しのコンクリートや壁面にガラスを多用しているため、古いレンガ調の建物と新しい建物が美しく調和しています。
館内は利用者の利便性に配慮し、一般開架室書架を1フロアに配置されており、書架も高さを抑えて作られていることで、広く見通しの良い空間が広がります。また至る所に中庭やテラス、天窓があり、光や風を自然に浴びることができ、居心地の良く読書をすることができます。公園も隣接しているので、読書に疲れたらゆっくり散歩を楽しむこともできます。
カフェスペースもあり、ケーキが評判で気軽にランチが楽しむこともできます。また飲食物持ち込み可のフリースペースも併設されていますので読書の合間の休憩も取りやすい図書館になっています。

住所 東京都北区十条台1-2-5 グーグルマップで見る
電話 03-5993-1125
開館時間 平日・土曜日:9:00〜20:00、日曜日・祝日開館日:9:00〜17:00
休業日 不定休
wi-fi あり
電源 あり

居心地の良さを追求した図書館「武蔵野プレイス」(武蔵野市)

出典:http://kwhg.co.jp/?page_id=25

2011年にオープンした武蔵野市の公共文化施設。JR武蔵境駅南口からすぐに見える、丸みのある外観が特徴的な建物となっています。一般的には公共施設は、独特の雰囲気や静けさといったところからユーザーが限られてしまうものですが、武蔵野プレイスは多くの方に利用いただいて市民同士が気軽に交流できる・様々な人たちの居場所になる「知的交流拠点」を作ろう、という試みから生まれた図書館ということもあり、とても居心地の良い空間になっています。
建物の設計も、本の検索などの機能性よりも、人が感じる居心地の良さをベースに作られており、とにかく館内には仕切りがないというのが特徴的。本を探す、読書をする、友達と話をする、勉強をする、それぞれの空間が繋がっていて、しかし不快感がないから不思議です。
館内中央にはカフェも併設されていますが、こちらもわざわざ店内に入るという感覚ではなく、図書館の一部の空間として気軽にお茶やご飯ができるようになっています。

住所 東京都武蔵野市境南町2丁目3番18号 グーグルマップで見る
電話 0422-30-1905
開館時間 9:30~22:00
休業日 水曜日、年末年始(12/29~1/4)、その他不定休
wi-fi あり
電源 あり

子どもと一緒に楽しめる図書館「国立国会図書館 国際子ども図書館」(台東区)

出典:https://comolib.com/places/6613

上野公園にある「国立国際児童図書館」。日本初の国立の児童書専用図書館で、120の国や地域の児童書を所蔵しているので子供と一緒に楽しむことができる珍しい図書館です。子供が幼い頃から読書に親しむことができる環境として、親御さんとしても非常にありがたい図書館です。
建築は、明治時代に建てられた建物をそのまま生かし、一部安藤忠雄氏による設計を加えた情緒ある建築となっています。現在でもシャンデリア、ケヤキの扉、細かなデザインの階段手すりなど、100年以上前の創建当時から使い続けられている当時の建築の姿を見ることができます。
また館内には「子どものへや」という子どもが存分に読書を楽しめるよう設計された部屋があり、そこには約11,000冊の本が所蔵されています。
喫茶スペースもあるので、1日中ゆっくり過ごせそうです。

住所 東京都台東区上野公園12-49 グーグルマップで見る
電話 03-3827-2053
開館時間 9:30-17:00
休業日 月曜日、祝日、年末年始、第3水曜日
wi-fi あり
電源 なし

ビジネスマンにオススメの図書館「日比谷図書文化館」(千代田区)

出典:https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/hibiya/library/

比谷公園内にある、スタイリッシュな外観の「日比谷図書文化館」。ビジネス街「霞ヶ関駅」B2出口より徒歩約3分の場所にあります。ビジネス街ということもあって夜は10時まで開館しており、お仕事帰りにも寄りやすいのがありがたいですね。wifi・電源も利用できるのでビジネスマンに非常におすすめの図書館です。
日比谷図書文化館は、図書フロアに加え、明治時代の洋書が揃う特別研究室やミュージアム、カフェ、会議室、ホールなどが揃った総合文化施設になっております。本を読むことはもちろんですが、千代田区の歴史の展示や、様々な講座など交流の場にもなっており、都会の知のオアシスとも言える空間です。
1階には、東京をテーマにセレクトした本や文具を扱うショップやカフェ、レストランなどもあり(本の持ち込みも可能)、読書に疲れたらホッと一息過ごすことも可能です。

住所 東京都千代田区日比谷公園1-4 グーグルマップで見る
電話 03-3502-3340
開館時間 10:00〜22:00、土曜日:10:00〜19:00、日・祝:10:00〜17:00
休業日 毎月第3月曜日、12月29日〜1月3日、その他不定休
wi-fi あり
電源 あり

古民家で絵本に囲まれる図書館「三鷹市星と森と絵本の家」(三鷹市)

出典:http://eclipse-ohgoe.way-nifty.com/eclipse/2014/05/post-28f6.html

天文台の森の中にある大正時代の建物を保存活用した「三鷹市 星と森と絵本の家」。国立天文台の協力のもと、三鷹市が設置・運営をしている施設です。名前の通り絵本が充実している図書館で、お子様が楽しめる空間になっています。また定期的に読み聞かせやワークショップなども行われていますのでぜひホームページもチェックしてみてください。
まるで大正時代にタイムスリップしたかのような館内で、レトロ感満載のの書斎もあります。古民家で絵本に囲まれていると自然と気持ちもほっこりしますよ。

住所 東京都三鷹市大沢2丁目21番3号 国立天文台内 グーグルマップで見る
電話 0422-39-3401
開館時間 10:00〜17:00
休業日 火曜日、年末年始(ほかにメンテナンス休館あり)
wi-fi なし
電源 なし

東大の気品漂う図書館「東京大学総合図書館」(文京区)

出典:https://kimino.ct.u-tokyo.ac.jp/feature/library2018/926

東京大学の総合図書館。手続きをすれば学外の一般の人でも入館できます。学内にもいくつかの図書館がありますが、その中でもここ総合図書館がが一番大きい図書館になっています。蔵書数は120万冊程度で、東京大学付属図書館全てを合わせた蔵書数は国立国会図書館に次ぐ970万冊超という驚きの数字となっています。

1928年に建てられた歴史ある建物で、本棚に並んだ図書をイメージさせる外観になっています。外観・内装共に重厚な雰囲気の図書館で東京大学の気品が漂う空間が広がります。
館内には学生と研究者が議論したり研究成果を発表するなど多様なシーンに利用できる施設「ライブラリープラザ」など様々な工夫がなされており、学生が学業・研究に没頭できるように設計されています。
また出庫ボタンを押すと本が届く自動書庫システムもあり、さすが東京大学と言える図書館です。

住所 東京都文京区本郷7-3-1 グーグルマップで見る
電話 03-5841-2646
開館時間 8:30-22:30、土日祝:9:00-19:00(時期により変更あり)
休業日 不定休
wi-fi あり
電源 あり

子ども向けに作られた図書館「東京こども図書館」(中野区)

出典:https://tokyo.itot.jp/tetsugakudo/143

東京都中野区にある、子どもの本と読書を専門とする私立の図書館。図書館のように静かな場所に子どもを連れて行くには抵抗があるというお母様も多いのではないでしょうか。ここ東京こども図書館はこども向け図書館のため、トイレにもおむつ交換台は完備されているなど、お子様連れでも安心して行ける図書館になっています。子どもの本を専門に所蔵されているので、館内は全て子どもの目線に合わせた作りになっており、本も取り出しやすい高さで、椅子・机などもお子様に合わせた高さで作られています。 「おはなしのへや」では定期的に読み聞かせも行なっております。
住所 東京都中野区江原町1丁目19−10 グーグルマップで見る
電話 03-3565-7711
開館時間 10:00〜17:00
休業日 日・月・木・祝日

美大らしい近代的なデザインが特徴的「武蔵野美術大学図書館」(小平市)

出典:https://www.kongo-corp.co.jp/passion/PASSION_Vol32_text/pg32_02.html

2010年春に完成した武蔵野美術大学内の近代的なデザインが特徴的な図書館。関係者しか入れないため一般の方は立ち入りが禁止されています。 図書館にしては珍しい黒を基調とした内装で、ガラス張りの外観と合わさり、スタイリッシュな印象を受けます。それでも館内は半透明の白いポリカーボネート板を通して差し込んでくる柔らかな光が入り込み、明るい空間が広がります。 内部では、書架が天井まで積み重なった「書架の壁」が渦巻き状に配置されており、一般的な探しやすい図書館の構造は取られていないが、床や壁面に固定された数字で分類など、佐藤卓氏によるサインの数々が、こういった館内の構成であっても、決してストレスを感じさせることなく、本の分類をわかりやすく示す巧妙な仕掛けになっています。
住所 東京都小平市小川町1-736 グーグルマップで見る
電話 042-342-6004
開館時間 9:00~20:00、土:9:00〜17:00(日によって変更あり)
休業日 不定休
wi-fi あり
電源 あり

まるでアートのようなデザインが特徴的「成蹊大学情報図書館」(武蔵野市)

出典:https://www.seikei.ac.jp/university/library/info/gallery.html

成蹊大学にある図書館。基本的には成蹊大学の関係者のみの利用ですが、最寄りの公共図書館を通して利用を申込み、紹介状を書いてもらえば一般者でも利用が可能です。 同学園OBで、ニューポンピドーセンターの設計コンペで1位を獲得したこともある坂茂氏(坂茂建築設計)と三菱地所設計が共同で担当した建築で、意表を突いた斬新なデザインはまるで現代アートに迷い込んだかのよう。 館内には図書閲覧スペースだけでなく、ゼミやグループ活動用のミーティングスペースも備えられています。また地下の閉架書架には「BOOK ROBO」とよばれる、コンピューター制御された自動運搬システムが導入され、検索した資料を自動的に取り出すことができるようにもなっています。 5階建ての建物で、蔵書数は125万冊とかなり大きな図書館になっています。
住所 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1 グーグルマップで見る
電話 0422-37-3544
開館時間 平日授業日:8:45~20:45、土曜:9:00~16:45、授業土曜日 8:45~18:45
休業日 不定休
wi-fi あり
電源 あり

まとめ

いかがでしたか?今回は東京都内の素敵な図書館を厳選10点紹介させていただきました。気になる図書館はありましたでしょうか?気になる図書館があれば、ぜひ足を運んでみてください!

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