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皆さんは寝る前はどのように時間を過ごされていますか？
読書の秋ということもあり、寝る前に読書をされる方もいらっしゃるのではないでしょうか？
（スマホをいじったりテレビをみている方の方が多いでしょうか・・・）

実は寝る前に読書をすることには多くのメリットがあると言われています。
そこで今回は、寝る前に読書をすることで得られるメリット・効果についてご紹介したいと思います。
またより効果を得るための、寝る前読書の注意点についてもご紹介します。

寝る前読書のメリット

記憶力の向上

寝る前読書のメリットの一つに記憶力の向上が挙げられます。
受験勉強でもよく言われることですが寝る前にインプットした情報は、脳に記憶されやすくなります。
これは医学的にも証明されていることで、メカニズムとしては、睡眠中に脳が、今日あったことを整理して短期記憶から長期記憶に情報を整理するためと言われています。
そういう面では文庫本を読むよりはビジネス書や自己啓発本など、楽しむよりも頭にインプットするべき内容が書かれた本を読む方がいいかもしれません。

ストレス軽減と精神の安定

寝る前の読書には、ストレス軽減の効果があるというデータの報告もされています。
アメリカの認知神経心理学者 デヴィッド・ルイス博士の報告で、たった6分の読書で効果が見られたとのことです。
読書によって別世界に意識を傾けることで筋肉の緊張が緩まり心拍数が穏やかになるためで、これは音楽を聞いたりお茶を飲むよりも効果的で即効性があるのだといっています。私自身読書による精神の安定というのは経験があり、非常に信ぴょう性の高いデータだと思われます。

質の良い睡眠につながる

寝る前の読書は、睡眠の質をあげる、ということも言われています。
スマートフォン・パソコン・テレビなどの画面から発せられるブルーライトに当たると睡眠の質が低下する、というのは多くの方が知っていると思います。ただ、他にすることもないので思わずスマホを寝る前にも見てしまう、という方も多いと思います。そこでオススメなのが読書です。
紙の本であればブルーライトが発生することもないので、睡眠の質をアップすることにつながり、より深い眠りにつくことができます。

うつ病予防

先ほどのストレス軽減とも関連することですが、寝る前の「自己啓発本」の読書が、うつ病を抑制する働きがあるということが、イギリスのグラスゴー大学のクリストファー・ウィリアムズ女史により発見されました。またマンチェスター大学の調でも深刻なうつ病患者ほど、自己啓発本を読むことでうつ病に効果がある、という見解を示しています。

以上、寝る前読書のメリットを紹介させていただきました。
しかしこれらの効果を得るためにはいくつか注意しないといけない点があります。

寝る前読書の注意点

明るい空間での読書は避ける

まず一つ目の注意点として明るい空間での読書は避けましょう。寝る前に明るさの刺激を目に与えてしまうと寝つきを悪くする原因になってしまいます。ただしあまりに暗い空間では文字が読みづらく、視力低下の原因にもなってしまうので、程よい暗さに調節することが大切です。なかなか通常の伝記ではちょうどいい明るさに調節するのが難しいですが、読書灯（ブックライト）を用いればちょうどいい明るさに調整できるのでオススメです。

電子書籍は避ける

先ほどブルーライトの話をしましたが、スマホやパソコンだけでなく、電子書籍にもやはりブルーライトが発生してしまい、睡眠の質を下げてしまうことが懸念されます。なのでできるなら紙の書籍で読書をすることをオススメします。（もちろん昼間の読書ではどちらでも問題ありません！）
しかし、Kindle、Koboなどの電子書籍専門の端末であればブルーライト量も比較的少なくなってきているので、影響は比較的少なくはなっているかもしれません。
おすすめの電子書籍端末については以前に紹介させていただきましたのでこちらの記事を参考にしてください。

感情が高ぶるものは読まない

感情を刺激する本（ホラー小説や感動モノ、ドキドキワクワクのファンタジー小説など）を読むと、脳が興奮状態になってしまい、寝つきが悪くなってしまいます。寝る前に読むものとしてはエッセイやビジネス書、自己啓発本など、あまり感情の高まりが起こらないものを読むことをオススメします。

まとめ

今回の記事では寝る前読書のメリットとその注意点について紹介させていただきました。
寝る前はスマホを触っているよりも読書をする方がより良い効果を得られることがわかっていただけたかと思います。
皆様も寝る前には読書をして、より良い睡眠を手にしてみてはいかがでしょうか？